今回は、【フォーサイトの宅地建物取引士(宅建)講座】を受講して、合格した人と不合格だった人、両方の口コミをインタビューしてみました。
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フォーサイト宅地建物取引士(宅建)講座の口コミ評判を不合格者にも聞く理由
いざ、宅地建物取引士(宅建)の勉強をしよう!と心に決めた時、次に考えるのは
「どの教材を使って勉強しよう」ということですよね。
色々ネットで検索してみるものの、
- 合格体験談は絶賛記事しかない。(宣伝感がある)
- 悪い評判は、不合格者の逆恨みのようにも思えるし、その人が他の教材なら受かったのかは不明。
実際に、合格した人と不合格だった人、両方の正直な意見を聞いてみたい。
その思いから、今回、フォーサイトの宅地建物取引士(宅建士)講座を受けてみて、宅地建物取引士試験に合格した方と不合格だった方、計6名にインタビューをしてみました。
宅地建物取引士講座の選び方を悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
フォーサイト宅地建物取引士(宅建士)【テキスト】の口コミ評判
業界初・フルカラーのテキストで「合格ライン」を狙う薄さが特徴
フォーサイトのテキストの特徴は4つで
- 業界初のフルカラー
- 満点ではなく、合格を狙う為に重要事項のみ
- イラストでの図解が多め
- B5サイズで持ち運びやすい
ということをウリにしています。
フルカラーについて
- 見やすい
- 図解が多く、視覚的に理解出来る
と好評価でした。
- 各項目の最後にテストが付いていたり
- 書き込むためのスペースが広く用意されていたり
と、工夫が凝らされたテキストですよ。



(画像:公式HPより)
また、後ほど紹介する「道場破り」というeラーニングシステムにて、ネット上やアプリにてテキストを見ることができますので、重たいテキストを持ち運ぶ必要はありません。
もちろん、人の好みもあると思うのですが、ちょっと待ってください。
次に述べるように、フォーサイトの教科書は、重要な、覚えるべきことだけを網羅しています。
ですので、そこからさらに自分でラインを引いた部分だけ覚えるのでは危険です。重要度についてはテキストに表記されていますので、「自分で重要度を判断せずに」重要度の高いものから覚えていってくださいね。
満点ではなく、合格を狙う為に重要事項のみという点について
フォーサイトのテキストは、従来の参考書より薄いこともウリにしています。
「満点を目指して基本を取りこぼすより、基本をきっちり抑えて合格点を取ろう」という方針によるものです。
- 宅地建物取引士(宅建)の勉強時間は250〜350時間
と言われています。
- 「権利関係」、「法令上の制限」、「宅建業法」、「税その他」の4つの分野から出題され、試験の形式は、四肢択一の50問(4つの選択肢から正解を1つ選ぶ)
その広汎な勉強範囲を確実にマスターして、合格ラインの70%以上の正解に達するには、効率よく、基礎知識は確実に身につける必要がありますので、このような方針となっているようです。
これについては、合格者と不合格者で、意見が分かれました。
その上で、もっと演習など必要だと思ったり、模試を受けて知識が足りないと思ったら、他社の問題集でも追加すれば良い。
そう考えたことで、迷いなく勉強に集中することができました。
と言って、結局はギリギリまで「やりきった」とは思えなくて、他社の問題集に手を出す時間はなかったんですけどね。
それでも受かったので、間違えてなかったかなとホッとしています。
ですので、実際にフォーサイトのテキストが届いた時に、本当にこれでいいのか…と思い、某大手資格予備校の参考書を横にいつも勉強をしていました。
結局不合格でしたので、それが良かったのかはわかりませんが…
前回は9か月の勉強でギリギリ合格点に届かなかったので、1回目の試験を受けた後は独学で勉強をしています。
もし、時間がたくさんあって、じっくり腰を据えて勉強をできるという方であれば、情報量たっぷりのテキストを利用しているTACなどの方が向いているかもしれません。
ただ、フォーサイト受講者の2017年の宅建士試験の合格率は、全国平均の4.25倍の66.3%です。
「効率的に」「最短で合格を」と考えるのであれば、フォーサイトでしっかりと学習し、時間が余った場合は他社の問題集などを解く、というやり方が一番効率的なのだと、合格者の声を聞いて思いました。
フォーサイト宅建士【動画】の口コミ評判
DVDやCDのクオリティーが高いのが、フォーサイトの特徴。
- 業界初の通信講座専用ハイビジョンスタジオで、画質と音質にこだわって撮影。
- オリジナル電子黒板で、教科書が手元になくてもしっかり内容が理解出来る。
- DVDかCDか、好きなメディアが選べる。
- スマホ、パソコン、タブレットで視聴可能(アプリも利用できるようになった)。
フォーサイトの動画は、車を運転しながらかけても全く問題ないほど、見やすく聞き取りやすいと評判でした。
他の講座であるような、通学講座をそのまま録画したものとは、音声も講師の目線も、全く違います。
また、
- 動画の間に「コーヒーブレイク」という、ちょっとした雑談が入るが、気分転換になって、長時間見るのも苦痛でなかった。
という声もありました。
フォーサイト宅地建物取引士(宅建士)講座:窪田義幸講師の口コミ評判
フォーサイトでも人気の「宅建士講座」の講師というだけあって、窪田講師の評判はかなり良かったです。
以前勉強した、社労士の加藤先生のように、はきはきとしたアナウンサーのような喋り方ではありませんが、問題ありません。
先生のおかげで合格できて、感謝しています。
もっと、シャキッと熱い感じの先生が好きです。
フォーサイトの公式サイトを見ると、なんの登録もしなくても、窪田先生が話している様子を動画で視聴することができますし、資料請求をすると、実際に講義の様子をしっかりと確認することができます。
フォーサイトの講座はリーズナブルとはいえど、数万の出費と、今後の勉強生活がかかっていますから、事前にしっかりチェックしてみてくださいね!
フォーサイト宅地建物取引士(宅建士)【費用】の口コミ評判
費用については、合格者と不合格者で意見に違いはなく、皆さんフォーサイトを始めた理由の中にその値段の安さをあげていました。
受講料が低価格からバリエーション色々。
フォーサイトで一番人気の「バリューセット1(DVD)」は
- 基礎講座+過去問講座で47,900円(税込・送料別)*平成30年1月16日現在
合格者から一番選ばれている「バリューセット2(DVD)」は
- 基礎講座+過去問講座+直前対策講座で56,900円(税込・送料別)*平成30年1月16日現在
です。
バリューセット2の方は、教育訓練給付制度対象講座となっていますので、さらにお得に利用できますよ。
時期によってお値段は異なりますので、公式サイトで確認してみてくださいね。
ちなみに、大手資格学校のTACですと、同じ程度の内容のコースで、14万1千円からとなっていますので、通信講座のフォーサイトがかなり割安なのは伝わるかと思います。
フォーサイト宅地建物取引士【その他良かった点】
いつでも、どこでも学習できるeラーニングシステム「道場破り」
フォーサイトを受講すると、インターネット上でゲーム感覚で、単語カードや確認テストができる学習ソフトが無料で利用できます。
講義を1.5倍速で視聴できたり、確認テストがゲーム形式だったり、楽しんで学べるのが特徴です。
- 挑戦状(合格への心意気を記入)を出すと
- 自分にぴったりの合格スケジュールが作成されます。
それに合わせて、スマホやタブレット上でどこでも出来る
- デジタルテキスト
- 単語カード
- 確認テスト
- 用語集
で勉強をします。
わからないことが出てきたら
- 質問箱で質問可能です。
宅建士の勉強範囲は広範囲で、覚えなくならないことがたくさんあります。記憶に必要なのは、何度も反復で学習を繰り返すことであり、合格するには、隙間時間の活用が大切なようです。
フォーサイト宅地建物取引士(宅建士)【改善して欲しい点】
会場で受けられる模試がない。
フォーサイトでは、自宅で受験する模擬試験はあるものの、会場での模擬試験がありませんので、試験慣れを考えると、どこかの予備校で模試を受けた方が良いと思います。
人気だったのは、大手のTACやLECの模試でした。
また、模試は前年までの試験内容を加味して、今年度の試験に出る内容を、大手の講師陣が威信をかけて真剣に分析したものであり、かなり参考になるかと思いますので、受けておくのがおすすめです。
再受講者専用のシステムがない。
早割が効くものの、2回目の試験用のコースがないため、1年勉強し、ある程度基礎が出来ている受験生がもう一度学ぶには不向きです。
そのような方は、大手予備校が出している問題集の演習を繰り返しして、フォーサイトの直前対策講座のみ受けるのが良いでしょう。
1万円で受けられる「法改正・統計資料対策編」だけでも良いですし、「択一対策編」と2編同時受講なら合わせて1万5千円で受けられます。
独学や他の勉強方法で1年目頑張ったけど、不合格だった…という方であれば、フォーサイトできちんと基礎固めをし直すことも有効だと思います。
フォーサイトは合格率6割を超える講座ですので、きちんとカリキュラムに沿って勉強すれば、次こそ合格できると思います!
フォーサイト宅建士講座が向いている人と、利用にあたってのアドバイス。
フォーサイト宅地建物取引士(宅建士)講座が向いている人
- 短期間・短時間の勉強で合格を狙う人。
- 費用を抑えたい人。
- 動画で学びたい人。(ただし、テキストのみでも合格は可能)
フォーサイト宅地建物取引士(宅建士)講座で学ぶ人へのアドバイス
- 直前対策講座は受けたほうが良い。
- できれば会場受験の他社の模擬試験を受けてみると良い。
- テキストは個人の好みによるので、資料請求をしてみて、自分の目で自分に合っているか確かめるのが良い。
ということです。
フォーサイトに資料請求をすると
- サンプルテキスト / サンプル講義メディア / 講座案内 / 合格体験記 / 学校案内 / Q&A / その他各種パンフレット
- 「3か月で宅建」と言う受験ノウハウ本
が、無料でもらえます。
かなりのボリュームですし、これだけで勉強になり、宅建士試験についてかなりはっきりとイメージが湧くようになります。
さらに、合格ノウハウがわかる2週間の無料メール講座がついてきます。
「試験には何が出る?」「勉強ポイントは?」など、実践的な内容です。
ですが、勉強方法は人それぞれ。皆さんがそれぞれ、ご自分にあった勉強方法を見つけて、無事合格となることを願っております。