今回は、ユーキャン(U-CAN)の中小企業診断士講座について、他教材で中小企業診断士に合格した方々に、分析&口コミしてもらいました!
一人はユーキャンから他教材に移動しているので、参考になる意見がたくさんあります。
通信講座といえばユーキャン!と言うくらい、知名度抜群なのが、ユーキャンですね。
なぜユーキャンが人気か?と口コミもたくさん調べましたが、ユーキャンを選んだ方の一番かつ圧倒的な理由は「知名度の高さ」でした。
ユーキャンの有名人を使ったテレビCMは一度は目にしたことがあるでしょうし、様々な店舗にチラシが置いてあるので、自然と目に入っていますよね。
でも、ユーキャンの中小企業診断士講座は本当におすすめできるものなのでしょうか??
おすすめランキングが気になる方はそちらもチェックしてくださいね。
目次:読みたい項目にジャンプ
中小企業診断士合格者2人が分析!
口コミ評判の書かれたサイトはいろいろありますが、
- どんな立場の人が口コミをしているのか
というのは、とても重要です。
実際に中小企業診断士に合格した人に、第三者の目で見てもらうのは、客観的で参考になるかと思います。
【テキスト】の口コミ評判|ユーキャン中小企業診断士
ユーキャンの診断士コースは
- 本科コース
- 科目別コース
がありますが。初めての方に向けた「本科コース」についてみていきます。
本科コースで届く教材は
- メインテキスト6冊
- ガイドブック
- 科目別問題集6冊
- 事例トレーニング問題1冊
- 添削課題集
- 口述試験対策
- その他(質問添削関係書類・スケジュール表等)
によって構成されています。
ユーキャンの基礎テキストは2色刷りで学習順序に工夫あり!

(画像:ユーキャン公式サイトより)
- 中小企業診断士合格のために必要なのは確実に6割の問題に正解すること
ということで、ユーキャンは、徹底的に試験問題を分析し、合格に必要なことだけが書かれたテキストとしているそうです。
初学者であることを前提に、理解しやすい科目から導入しているので、スムーズに勉強を進めることが可能です。
その分、とっつきやすくはあるのですが、勉強を進めると、この内容では足りない…と思うことが増えました。
レボで勉強を始めて、やはり情報量が違うと実感しました。
ユーキャンと比較!診断士ゼミナール(レボ)のテキストについて
診断士ゼミナール(レボ)のテキストは基本はオンライン上でみます。
希望すると、オプションで、印刷したテキストが購入できます。
フルカラーとうたっていますが、青みベースで、「カラフル!」という感じではありません。ただ、すっきりと見やすくて、自分で書き込みやすいのもポイントです。

(画像:公式サイトより)
ユーキャンと比較!STUDYingのテキストについて
STUDYingも、フルカラーで、基本はオンライン上で見ます。
レボと同じく、希望者はオプションにて印刷したものを購入することが可能です。

(画像:STUDYing公式サイトより)
内容については
- STUDYingとユーキャンが「効率的に合格ラインを狙う」内容厳選型
- 診断士ゼミナール(レボ)が「確実な合格を狙う」広範囲型
という特徴はありますね。情報量はレボが多いです。
ここは、どの学習スタイルを目指すかでしっかりと選ぶべきだと思います。
また、STUDYingは、テキストと並行して、「学習マップ」により体系的に勉強範囲の全体像を捉えることができるので、2次試験にも応用が効きやすく、2次試験対策に強いという特徴があります。
私が問題集を解きながら思い出すのは、テキストの文字ではなく、動画と講師の声でした。
STUDYingの解説も分かりやすいですが、画像としての見易さはレボが上だと思います。
>>STUDYingのテキストと動画を公式ページで確認する!
【サポート体制】の口コミ評判|ユーキャン中小企業診断士
分からないことがあった時に、質問できないと困りますし、一人で長い受験生活を送るのはモチベーションが下がってしまうこともありますので、メンタル面でも、サポートしてくれると助かりますね。
ユーキャンは、通信講座大手として、サポート体制に力を入れていると謳っています。
サポートには、以下の内容があります。
- 添削指導10回(一次試験対策6回・二次試験対策2回・修了課題2回)
- 学習計画の作成(学びオンラインプラス)
- 質問サポート(メール・郵便)
- 法改正の情報提供
- 前回試験の傾向分析
学習計画は、最初にオンラインシステムの「学びオンラインプラス」上で、その人にあった学習計画を立てることができます。
質問サポートは、回数の制限はされていませんが、HP上では「質問は制限をつけさせていただくことがあります」と記載されています。
あまりにも質問が多すぎる場合には制限される可能性があるようです。
ただ、オプションにはなりますが、
- コーチに個別に学習計画の相談などをできるコーチングシステム
- 問題を解いた軌跡がグラフになり、自分の得意不得意がすぐにわかるシステム
など、勉強を継続するモチベーションを上げてくれるシステムがいろいろあります。
ユーキャンも、添削などをしてもらえるのは、モチベーションを上げる一つの要因になるでしょうね。
ですが、質問は24時間365日、メールで受け付けてもらえます。
ユーキャンもレボも質問を利用しましたが、どちらも丁寧な対応でよかったです。
かかった日数もあまり変わりませんでした。
一つのことで止まって先に進めなくなると困るので、「疑問をいったん横に置く」ことが苦手なタイプな方は、質問ができる講座を選ぶことをお勧めします!
>>それぞれの講座のフォロー体制を、公式サイトで確認する!
・ユーキャンのフォロー体制を公式サイトで確認する!
(法律カテゴリー上から4番目にあります。)
【費用】の口コミ評判|ユーキャン中小企業診断士
ユーキャンのホームページでは「通学講座に比べてすごく安い!」と謳っております。
が、教室維持費や講師の人件費のかかる通学講座と比べるのはナンセンスですよね…
通信講座なら、通信講座同士で比べましょう!
ユーキャンの中小企業診断士講座の受講料
ユーキャンの中小企業診断士のコースは、大きく分けて2種類あります。
- 全科目+二次試験対応(本科コース) 98,000円
- 一次試験対策(科目別コース) 1科目辺り16,800円
本科コースの内容は下記の通りです。
メインテキスト:6冊
- 添削10回(科目別課題1次6回、2次2回/修了課題2回)
- 標準学習時間:14か月
副教材
- ガイドBOOK
- 科目別問題集6冊
- 事例トレーニング問題1冊
- 添削課題集
- 口述試験対策
- その他(質問添削関係書類・スケジュール表等)
法改正や試験に関する情報の変更がある場合には、追加教材が来ることがあります。
「中小企業経営・政策」の対策としては、最新の「中小企業白書」「小規模企業白書」から、試験に問われる論点をまとめた「速習問題集」が届きます。
STUDYingの中小企業診断士講座の受講料
STUDYingだと、
- 一次二次合格コース(2019年度試験対応)で44,980円〜(税込)
- 一次二次合格コース(2019+2020年度試験対応)で54,980円〜(税込)
と、受講料はユーキャンのほぼ半額。また、教育訓練給付制度も対応コースがあります。
(1月はキャンペーンでさらに割引中!)
さらに、再チャレンジの方には、
- コンプリートコース13,980円〜(税込)
があります。
ユーキャンは、「通学講座と比べて安い!」と宣伝しているのですが、通信講座の中では比較的高額です。また、動画もありません。(少し、オンラインで短いものが見れるだけ。)
そして、その価格差を考えると、ユーキャンがお安い講座とは言えないかな?と思います。
STUDYingは、いつでも視聴できるわかりやすい動画、体系的に学習できる学習マップがつき、さらに創業者の綾部社長が中小企業診断士のため、合格後の道筋まで示してくれるという、手厚いフォロー付きです。
今回、改めてSTUDYingのコストパフォーマンスの良さを実感しました。
>>STUDYingについて、詳しい口コミを見る。(STUDYing【中小企業診断士】口コミ評判を合格・不合格者に聞いてみました)
診断士ゼミナール(レボ)の受講料
診断士ゼミナール(レボ)の受講料は
- 一次二次試験プレミアムフルコース 49,800円(税抜)
- 一次試験コース 42,000円(税抜)
- 二次試験コース 19,800円(税抜)
圧倒的な低コストを実現しているのが、診断士ゼミナール(レボ)で、ユーキャンの半額にもかかわらず
- テキスト+動画での学習(動画のダウンロードができるのはレボだけ)
- 質問回数無制限
- 過去問題集5年分を始めとする豊富な問題演習
- 3年間受講延長無料(質問フォローもあり)
という万全の体制で合格をサポートしています。
費用については、キャンペーンなどで変動しますので、必ず公式ページでご確認ください。
レボは問題演習も豊富ですし、初心者でもしっかりと基礎力をつけられる作りになっていますので、安さに怯えずに、安心して取り組んでみて欲しいと思います。
>>【診断士ゼミナール(レボ)中小企業診断士】口コミ評判を合格者不合格者に聞いてみた
>>レボの費用や内容について、公式ページで確認する方はこちら
ユーキャン中小企業診断士の合格率は高いのか?
ユーキャンは、「中小企業診断士講座は30年以上の開講実績!」とHPに記載しているものの、何人が受講して、どれだけ受かったかということは書かれていません。
「受講生の声」として、一人合格者の声を載せていましたが、あまり中身のない内容で…
自信のある宅建の講座などは合格者数を載せているので、あまり芳しくない成績なのかもしれません。
合格者の声を読むだけでも、STUDYingの内容について見えてくる部分は多いので、迷われている方は、読んでみてくださいね。
(中小企業診断士ページトップの「合格者の声」から読むことができます。)
ただ、どれも文章が短いですね…もっと力を入れて受講生の声を集めたら良いのにと思いますが。
2017年度の講座満足度第1位(実施委託先:楽天リサーチ)に選ばれていますので、受講生の満足度は問題なしです。
結論:ユーキャンは、特筆すべきメリットなし。
ユーキャンを検討している方は、そもそも通学講座ではなく、通信講座を希望していると思います。
当サイトとしても、やたらお金がかかり、場所などの縛りもある通学講座よりも、通信講座を推しています。
ただ、ユーキャンは約10万円という、通信講座の中ではあまり安くないお値段にもかかわらず、そこまで特質すべきメリットがない。
この一言ですね。
STUDYingとレボは、すぐに複数見つかったのですけどね。
ただ、誤解していただきたくないのは、ユーキャン自体が良くないというわけではない!ということです。
ユーキャンは様々な講座を展開しており、実績のある通信講座ですので、とてもおすすめできる良い講座も沢山ありますよ!
STUDYingと診断士ゼミナール(レボ)どちらがオススメ?
STUDYingと診断士ゼミナール(レボ)は、どちらも代表者が中小企業診断士の資格取得者で、中小企業診断士講座に力を入れています。
では、どちらを選ぶのが良いか。
共通点と相違点(各社のおすすめポイント)をまとめてみました。
<共通点>
- 動画メインで、動画の質に自信あり。
- テキストはオンライン。(オプションで冊子を購入可能)
- 5万円程度と、通信講座の中でも安価。
- 受講生の評判が高い。
- 受講生をぐんぐん伸ばし急成長中。
<相違点>
- 効率的で、短期で合格点を取ることを目的に勉強をしたい→STUDYing
- 満遍なく多くの知識を吸収し、安全圏で合格したい→診断士ゼミナール(レボ)
STUDYingは、忙しい社会人が、隙間時間を効率的に活用し、合格ラインである6割を、最短最速で目指すという学習方針です。
テキストなどもボリュームを出さず、落としてはいけない問題を確実に取り、合格ラインの突破を目指します。
一方、診断士ゼミナール(レボ)は「大手通学講座に負けない充実したテキスト」と謳うように、多くの知識をしっかりと身につけ、安心して合格圏内にいることを目指します。
大手予備校に近い考え方ですね。
このどちらが自分に合っているか、ここは外さないようによく考える必要があります。
その上で、その他の相違点は以下の通りです。
<STUDYingのおすすめポイント>
- 二次試験対策を含め、体系的に学習できる「学習マップ」が高評価。
- 「STUDYing 診断士の会」で診断士とのネットワークが構築できる。
- コーチングシステムで、個別に自分の学習スケジュールなどを相談できる。
- 問題演習の結果が、自動的にグラフ化。自分の弱点がすぐにわかる。
<診断士ゼミナール(レボ)おすすめポイント>
- 24時間365日質問可能で、分からないところをすぐに解決出来る。
- 動画がダウンロード可能なので、電波や通信料を気にせず勉強できる。
- (通勤講座は動画はストリーミング再生。音声のみダウンロード可。)
- 図表がアニメーションのように動く動画が、記憶定着に役に立つ。
- 3年間、延長無料で質問も引き続き可能でコスパ抜群
それぞれ、公式ページで授業の体験ができますので、ぜひ視聴して、ご自分にあった講座を見つけてくださいね。
>>それぞれの講座の内容を、公式サイトで確認する!
・ユーキャンの内容を公式サイトで確認する!
(法律カテゴリー上から4番目にあります。)
また、当サイトでおすすめのランキングも記事がありますので、参考にしてくださいね。